現地ワイン大好きガイドがご紹介、ヤラバレーコスパワインならST HUBERTS

今回は、現地ワイン大好きガイドがご紹介シリーズでテーマはヤラバレーのコスパワイン・ワイナリー。その名もST HUBERTS(セントハバートワイナリー)　このワイナリーは家族経営でとっても面白い試みをしているワイナリーで、ワインの種類も多く、ワインが好きな方はもちろんですが、ワインを知りたいという方にも面白いオススメのワイナリーです。それでは詳しく見ていきましょう。

ST HUBERTS WINERY (セントハバートワイナリー)とは？

ヤラバレー中心部にあるセントハバートは小規模ということもあり、定番からヤラバレーでは珍しい葡萄品種までワイン好きも楽しませてくれるワイナリー。セントハバートは、白ワインで有名なColdstream Hills Wineryと姉妹ワイナリーの為、味はお墨付き。二つのワイナリーは棲み分けをしており、分かり易く説明すると直球がColdstream、変化球がSt Hubertsというワインとなります。コールドストリームが気になる方は下記にリンクを貼っておきますのでご参考ください。セントハバードは、家族経営規模で、本数も少なく、出荷本数が多いもの以外は、ほとんどメルボルン以外では出回らない。

セントハバートのワイン

セントハバートのワインは、定番品種＋オーストラリアでは、変わり種というラインナップ。セントハバードに行ったらこれがオススメというワインを厳選してご紹介。

St Huberts Blanc de Noir

ここに行ったら、絶対に飲んで欲しいワインはこちら。ブラン・デ・ノアというスパークリングワイン。ブラン＝白　ノア＝ピノ・ノワールという意味のラベル。このワインの特徴は、通常は、シャルドネ（白）をメインに赤ワインのピノ・ノワールやピノムニエなどを配合でシャンパンなどは作られていますが、このワインは、なんとピノ70％、残りシャルドネと一般的な逆の割合となっています。その為、ピノ・ノワール（赤葡萄）のフルティーさを感じるヤラでは珍しいスパークリングです。コスパもよく30ドル台で購入可能。人気ワインで、ほぼワイナリーで消費されています。

Tempranillo Shiraz

またまた面白い組み合わせのワイン。スペインで有名なテンプラニーリョ（赤葡萄）とシラーズ（赤葡萄　フランス名シラー）の配合で、ワイン葡萄の中では、両方とも重たい葡萄で、表現では、プラムという例えがよく使われます。そんな二つを配合したこちらのワインは、双方が引き立て合い、複雑な味わいになります。オーストラリアでは、まだまだテンプラニーリョは一般的ではなく、珍しい葡萄品種なので、ここと組み合わせていくハバートにワインが本当に好きなんだなと感じさせられます。シラーズのスパイシー感とテンプラニーリョのタバコのような風味がなんとも言えません。是非、行った際はお試しを。

ROUSSANNE

これも珍しい白葡萄、ルサンヌ。オーストラリアで使用している場所は多くなく、ヤラバレーでは、ここだけかもしれないぐらい珍しい葡萄。フランスのローヌ地方などで栽培がされていますが、ビオニエなどの他の葡萄が目立っている為、影に隠れている白葡萄。実は素晴らしい葡萄です。風味は洋梨のようなフルティーの香りの中に、ハチミツのような甘さもあるという葡萄でちょっと説明しづらい葡萄。百聞は一見に如かずということもあるので、お越しの際は、まずチャレンジしてください。

セントハバートはこんな方にオススメ

小規模のワイナリーで変わったワインもあるというワイナリーを探している方にオススメです。又、コスパワイナリーでもあるので、手軽に飲むワインを探している方にもすごく向いているワイナリー。

まとめ

今回は、現地ワイン大好きガイドがご紹介シリーズでテーマは、ヤラバレーのコスパワイン・ワイナリー。その名もST HUBERTS(セントハバートワイナリー)　ということで解説。小規模の場所は、自由度があって、かなりワイン好きからすると面白さがあります。是非、ヤラバレーにお越しの際は、立ち寄るワイナリーの一つに入れて欲しいと思います。ヤラバレーのツアーでは、正直、今年ここに行くの？というようなワイナリーツアーを見かけたりするのも事実。パンフレットなどを作っているので仕方がないことですが、ワイン大好きな私からすると、今年はそのワイナリーではないというのが本音の所。しっかり吟味して参加しましょう。

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