今回は、メルボルン空港で両替・換金はお勧めできない理由と両替の極意というテーマでこれから、メルボルンに観光に行こうと検討している方へ、どのようにしたらお得に旅行ができるのかということを詳しくご紹介していきたいと思います。旅行は、何も考えないで、お金を使うのと、考えながらお金を使うのとでは、雲泥の差が出てきます。是非ご参考にして見てください。
目次
両替・換金の仕組み
まずは、観光の方や留学生でわからない人もいると思うので、初心者向けに、両替・換金とは?ということを解説していきます。誰でも、両替、換金という言葉は知っていると思います。単語は知っていても本質をわかっていない人もいるので、まずは、本質を理解しましょう。
両替に登場人物は3人。一つは、買いたい人、売りたい人、仲介する人です。このパワーバランスによって、値段が場所によって変動します。全ては仲介してドルを売る側から見ると分かりやすくなります。
例題を見ていきましょう!
メルボルン空港の場合は、仲介する人にとって、ドルを売る先が沢山あるので高めに値段を設定する。
メルボルン市内の場合は、仲介する人にとって、ドルを売る先が沢山あるが、同業者が多いので、値段は平均化する。
メルボルン空港で両替・換金でのメリット・デメリット
まずは、下記の表をご覧ください。結論から言うと、空港では両替をしない選択をオススメします。理由は簡単で、メルボルン市内の方が断然レートが良くなっています。一万円ぐらいの少額であれば、それほど変わらないと思いますが、3-5万円を両替する場合は、かなり損をしてしまうのでやめておきましょう。
現地メルボルンで換金 | ドルが欲しい人 | 店の数 | 損をする確率 |
空港で換金 | 多い | 少ない | 高い |
市内で換金 | 多い | 多い | 低い |
メリット
空港で、すぐに現金が必要な人もいると思います。例えば、空港内で小さな額の買い物(カフェなど)をする場合は、クレジットが使えなかったりします。そんな場合は、現金がない場合は困ってしまいます。そのような時は、少額でも両替した方が良いかもしれません。
デメリット
やはり空港は、レートがあまり良くないので、我慢できるのであれば、市内で両替をしましょう。
日本国内で両替・換金のメリット・デメリット
先ほどまで、現地で両替するパターンをご紹介してきました。それでは、日本国内はどうでしょうか?結論から言うと、現地のメルボルン空港よりお勧めできません。
日本国内で換金 | ドルが欲しい人 | ドルの在庫 | 損をする確率 |
空港 | 多い | 少ない | 高い |
市内で換金 | 少ない | 少ない | 高い |
日本の場合、市内も空港も、変わりません。なぜならば、空港にある両替所も、ほとんどが、銀行の空港支店だからです。銀行は、1日一回レートが決まります。投資のようにリアルタイムで変わるわけではなく、1日一度。徳をする場合もあれば損をする場合があるということです。また、日本国内の場合、オーストラリアドルはマイナーな通過に分類される為、流通量が少なく、そもそものレートが良くありません。両替すればするほど損をするのでお勧めできません。特に留学生などの長期滞在の人は、1000ドル単位で損をする場合も、出てきます。
どのようにお金を持っていけばお得?
では、オーストラリアを旅行するに辺り、どのようにお金を持っていけば一番お得かをご紹介していきます。
クレジットカードを多用する
一番の王道は、クレジットカードを多用すること。オーストラリアは、カード社会ですので、ほぼ現金を使っている人を見かけないほどカードが普及しています。その為、レートが良いクレジットを使用するのが一番良い選択でしょう。ただカードのデメリットは、こまめに確認しないと使いすぎる傾向があるということ。私の経験でも、旅行中カードを使用すると、帰国してからびっくりするぐらいの明細が。。。ということも。海外旅行をしたことがある人にとっては一度は経験したことがあるのではないでしょうか。気をつけましょう。
オーストラリアにはVISAかMasterを必ず。
オーストラリアの主流は、ビザかマスターです。JCB、AMEXはオーストラリアではメジャーではありません。特にアメックスは使える場所がかなり少ない傾向があります。それは、アメックスは、お店側が手数料が高いので受け入れられていません。JCBもアメックスに似ています。
空港で両替ではなく、旅行先・市内で両替をする
上記で、空港は、レートが悪いのでお勧めできないと、お話ししました。メルボルンの市内であれば、空港よりレートが良いですし、お得に両替ができます。ツアー参加などで、両替をする時間がなく、現金がすぐ必要だという方は、空港で両替も選択肢の一つです。時間が少しでも取れる人は、市内で両替しましょう。
プリペードカードで外貨を使用する
最近では、多くの銀行や投資信託などが取り入れているプリペードタイプ。トラベレックスマネーカード・キャッシュパスポートと行った名前を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。メリットデメリットを簡単にご紹介。かなり人によってお得か損かが分かれます。
プリペードカードとは?
まずは、わからない人もいると思うので簡単にご紹介。プリペードカードタイプは、分かりやすく言えば、外貨版、スイカ(Suica) 。皆さんの日本円を、外貨でカードに預けておき、現地でそのカードを使用し、引き出すというもの。カード発行手数料は、通常無料で、現地でATM手数料も無料という所が多い。使用の仕方によってはすごく損をすることがあるので注意が必要です。
メリット
まずはプリペードのメリットは、カードタイプなので、もしカードを無くしても中に入っているお金は守られるというのが一番のメリット。再発行をして使えます。その為、現金のように、無くしてしまったらおしまいということはありません。
デメリット
個人的な意見としては、かなり人によって、利用価値が異なってくると思います。それは、カード発行料無料、現地ATM手数料無料と買いてあるものがほとんどでこれは良いかな?!と思っても、よくよく確認してみると、その二つが無料でも、現地で引き出す時に、レートが悪く、普通に現地で良い場所で両替するより、トータルで高くなるんでは?と思ってしまう点です。これは初心者には、すごく盲点ですね。安心はできますが、料金が高くなってしまうのであれば。意味がありません。もしプリペード式をご検討、利用しようかなと考えている人にアドバイスとしてお伝えしたいのは、そのプリペードがどこが発行しているか?ということが一番重要です。いくらサービス料金が無料でも、発行元が銀行であれば、その銀行の為替レートが使用されます。元々高いレートの発行元であれば、カードを使用しても高くつくというのが一般的です。トータルで考えましょう。
まとめ
今回は。メルボルン空港で両替・換金はお勧めできない理由と両替の極意というテーマで解説してきました。お金の使い方は、人それぞれ違うので、どのようなサービスが自分にあっているのかは個人によります。それでも、損をしたいという人はいないと思うので、皆さんがお得に旅行ができるように説明させて頂きました。また、メルボルン市内には、両替する場所が、以前より減ってきた印象があります。それでも、一番良いレートはここだ!という場所があるので、空港送迎をされる方やツアー参加される方は道中でガイドにお聞きください。
それでは皆さんの最高の思い出になりますように!
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