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オーストラリアビールの特徴・知ってて得する豆知識

皆さんはオーストラリアのビールと聞いてどのようなビールを想像するでしょうか?日本とオーストラリアでは好まれるビールタイプが違うので、テイストもかなり変わってきます。旅行の醍醐味でもある、お酒と食事。そのお酒の部分で①番の大きいシェアを持っているビール達。海外旅行先では、土地土地でビールの味わいを楽しみにしている方も多いと思います。今回は、オーストラリアビールの特徴について詳しく解説していきます。事前に知っておく事で、ビール選びが楽しくなりますし、より一層ビールを美味しく感じる事ができます。是非参考にしてみてください。

この記事で理解できる事こと

⚫︎オーストラリアビールの特徴と知識

⚫︎オーストラリアで飲めるビールタイプと詳細

目次

オーストラリアビールの特徴と豆知識

ビールの基礎知識

ビールは良く飲むけど、結局どのように作られているかを知らない人も多いのではないでしょうか?同じような材料を使用しているのに味や見た目が全然違う。そんな疑問をお持ちの方に簡単にまずはビールの基礎知識をお伝えします。基礎知識を知ることでより一層楽しいビール選びになると思います。

ビールの材料

ビールを形成している主なものは、MALT(麦芽), HOP(ホップ), YEAST(酵母), 水。この4つの材料は天然のものなので100%自然の恵と言うことになります。

MALT(麦芽)

現在では一般的に見ることはあまりないですが、発芽した大麦のこと。ビールに使用される時は、発芽した芽などは取られて利用されます。それではなぜ発芽した大麦が必要なのでしょうか?それは、アルコール発酵させるには糖分が必要だから。イースト(酵母)は糖分を食べることでアルコールとガスを出してくれます。その為、糖分が生まれた発芽した大麦がビールには不可欠。もう一つの役割は、ビールの個性を変える事ができる事です。発芽した大麦を、熱を加える事で麦芽の個性が出ます。分かりやすくいうと、コーヒーと似ています。焙煎の仕方で、重たいコーヒーができたり、ミディアムローストぐらいになったりと、ビールも同じで、熱を加える温度が高ければ(100度以上)、濃いめの黒いビールができますし、焙煎温度が通常の80度ぐらいであれば、一般的なビールの色になります。

HOP(ホップ)

ホップの主な役割は、苦味、香り、殺菌効果をビールに与える役割があります。苦味が形成される工程は、ホップが熱によって化学反応して中身の成分が変わり苦味となります。ビールの香りは、発酵過程で酵母が作り出す物で、全ての材料が混じり合うことで複雑な香りを作り出します。ホップの種類により、香りが大きく変わってきます。最後に殺菌効果についてですが、ホップには雑菌を抑える効果があり、ビールの品質を保ちます。種類自体は、世界に100以上のタイプがあり、クラフトビール作りで①番の鍵という材料でもあります。

YEAST(酵母)

ビールに使用される酵母は二種類。ラガービールに使用される酵母。もう一つは、エールに利用される酵母。それぞれ、発酵期間や良く働く適温が違います。

ビールを作る上で重要なお水。水がよければビールが上手くなるのは当然といえば当然ですね。日本でも有名な日本酒、ウィスキーなども必ずと言っていいほど、水が綺麗で美味しい場所に工場があります。

オーストラリアは多種多様

オーストラリアビールの特徴は、何と言ってもジャンル幅が広いこと。大きな国のため、通年暖かいエリアもあれば、通年涼しいエリアもありビールも気候に合うものが好まれます。例えば通年暖かいケアンズなどの赤道エリアでは、スッキリとした、ラガータイプが好まれ、逆に涼しいメルボルンなどでは、コクのあるエール系ビールが好まれます。どちらが良いというわけではなく、その土地土地で気候にあった飲みやすいものが販売されています。

ビールは冷やせば良いわけではない

ビールは、ジャンルによって冷やす温度が変わってきます。これは、ビールもワインと一緒で、香りが重要だから。冷やしすぎると香りが出ない為、適温があります。

ポイント

ラガービール:8度以下が理想

エール系ビール:8-13度

 

オーストラリアビール(タイプ別)

簡単なビールの豆知識を踏まえてオーストラリアのビールについて見ていきましょう。どれも観光で飲む事ができるタイプですのでお気に入りを探してみて下さい。

Raver beer

LAGER

世界的にも一般的なラガービール。オーストラリアも同じです。ゆっくり発酵して作れるラガービールは、日本で一番馴染みがあるビール。夏には最高のスッキリした飲みごごち。オーストラリアの中では、暖かいエリアのケアンズ、ブリスベンエリアですごく飲まれています。日本の方にオススメのラガーは下記にご紹介。

有名な銘柄:Crown Lager, PURE BLONDE, XXXXGOLD(FOUR X),  FOSTER'S,  VICTORIA BITTER(VB), TOOHEYS NEW

pale ale victoria

PALE ALE

香ばしさ、ほのかの甘み、アルコール度数も低めのペールエール。私の個人的なオススメはこちら。ビールが苦手な人も飲みやすいビール。お店によって特徴がすごく出るジャンルなので色々な楽しみがあります。

ポイント

ホップ度:☆☆☆

麦芽度:☆☆

アルコール:☆

こんな人にオススメ:アルコールは強くない方が良い、飲みやすいビールが好き。

SUMMER ALE

サマーエールのジャンルは、ペールエールをより、フルーティーさを強くしたビール。名前の通り、夏に飲みたくなる味わい。オーストラリアでも、夏時期になると、メーカーが沢山のサマーエールを販売しています。

ポイント

ホップ度:☆☆

麦芽度:☆☆

アルコール:☆

こんな人にオススメ:飲みやすいビールが好き。爽やかなものを

INDIA PALE ALE

ビール好きが飲むINDIA PALE ALE。一般的にはIPAと呼ばれ、特徴は、ホップ感が強く、アルコールもビール中でも強く、麦芽感も強いビール。まさしくビールが好きな人が飲むビール。

ポイント

ホップ度:☆☆☆☆

麦芽度:☆☆☆

アルコール:☆☆☆☆

こんな人にオススメ:飲みやすいビールが好き。爽やかなものを

GOLDEN ALE

ゴールデンエールは、ちょっとマニアックなジャンルで、エールの中を細かく分類したビール。1980年代にアメリカで流行ったビールで、ラガーにエールのテイストを少し加えたような味わい。

ポイント

ホップ度:☆☆☆

麦芽度:☆☆

アルコール:☆☆

こんな人にオススメ:ラガーはビール過ぎる、エールはフルーティー過ぎるというわがままな方。

Amber Ale

AMBER ALE

こちらもアメリカ発のエールビール。色は、少し茶色または赤色に近いビールでカラメルのような香ばしい香りが特徴のビール。

ポイント

ホップ度:☆☆☆

麦芽度:☆☆☆☆

アルコール:☆☆

こんな人にオススメ:ラガーはビール過ぎる、エールはフルーティー過ぎるというわがままな方。

pale ale mornington

DARK BEER

ダークビールは、イギリスのギネスビールで有名なビールジャンル。色は黒色に近い色で、麦芽から来る苦味が強いビール。別名でスタウトとも呼ばれています。苦味が強いだけではなく、その中にコクがあり、ハマるとスタウトばかり飲むようになってしまうほど、その癖に病みつきになる人も。。。

ポイント

ホップ度:☆☆

麦芽度:☆☆☆☆☆

アルコール:☆☆

こんな人にオススメ:ラガーはビール過ぎる、エールはフルーティー過ぎるというわがままな方。

WHEAT BEER

ウィートビールは最近日本でも人気ですね。日本ではホワイトビールとも呼ばれるビールのジャンル。大麦と生の小麦を使用する事で、口当たりが良くなります。ベルギーやドイツが有名で、その後アメリカに渡り有名になったビールジャンル。ビールの中で一番古いと言われているビールです。

ポイント

ホップ度:☆☆

麦芽度:☆☆☆☆☆

アルコール:☆☆

こんな人にオススメ:ラガーはビール過ぎる、エールはフルーティー過ぎるというわがままな方。

 

まとめ

今回は、オーストラリアビールの特徴・知ってて得する豆知識というテーマで、詳しく解説してきました。メルボルンやオーストラリアを観光する上で、お酒は楽しみの一つですね。オーストラリアのビールジャンルは、日本の日本酒や焼酎ぐらいのジャンルがあります。それだけ深く事前に軽く触れておく事でより一層、旅行の楽しみが増えると思います。是非いろいろ試してみて下さい。別記事で、オススメのお店などもご紹介しているので気になる方はみてみて下さい。

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それでは皆さんの最高の思い出になりますように!

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