今回は、当社、ツアーでも、旅程に含まれているワイナリーを詳しくご紹介。ヤラバレーには沢山のワイナリーがありますが、その中でも、各ワイナリーは独自路線を考えて、毎年ワインを出荷しています。ワインの面白い所は、毎年、天候が違うので出来が変化する所。そんな、不思議な飲み物だからこそ、面白い。是非、皆さんにワインの面白さをご紹介できればと思います。それでは、オークリッジを見ていきましょう。
目次
オークリッジワイナリーの特徴
オークリッジは、ヤラバレーの中心部に位置し、オーストラリアの中で、大規模ワイナリーの部類に入る洗練されたワイナリー。オークリッジの特徴は、何と言っても伝統的な製法で作られるワイン。ワイナリーの中では、それぞれの個性を強める為、伝統的な作り方とオリジナルを組み合わせた個性的なワイナリーも多くあります。その中でも、オークリッジは、王道派のワイナリーと言えます。葡萄の種類も多く、定番葡萄から、ヤラでは珍しい葡萄を作っている場所で、オーストラリアワインのクオリティーの高さを感じさせてくれます。
オークリッジの強み
出荷本数
オークリッジワイナリーの強みは何と言っても、ヤラの中では、出荷本数が多いこと。それでも、日本に出回ることがほとんどないと思います。ヤラワインのほとんどが、国内消費割合が多く、地産地消と行っても良いでしょう。それでも、オーストラリア国内では、条件付きで比較的手に入りやすいワイナリーとなっています。条件付きというのは、オーストラリアのワイナリーは、棲み分けをしている為です。出荷本数が多い、ベーシックワインの場合は手に入りますが、ワイナリーだけで販売しているもの、レストランだけに提供しているワインなど、様々です。当社ツアー旅程では、オークリッジワイナリーに行くので、変わり種も経験をすることができますのでご安心を。
ポイント
葡萄の種類が多い
オークリッジの強みのもう一つは、葡萄の種類が多いこと。ヤラでは王道のピノ・ノワール(赤ワイン)シャルドネ(白ワイン)はもちろんですが、セミオン、アニス(イタリアで有名な白葡萄)シラーズ、ムニエなど様々なワインが販売されています。特にシラーズは、ヤラでは、得意とする葡萄ではありませんが、オークリッジのシラーズは、上品な仕上がりとなっています。気候が暖かい、シドニー、アデレード、パースエリアで栽培されるシラーズとは違い、スッキリとした物となります。ただ定番のシラーズ(フルボディー)といえば、アデレード、シドニー、パースの、ズッシリ飲みごたえのあるものです。上品なシラーズであれば、ヤラも良いと思います。ワインはお客様の好みが全てですので、正解はありません。
ポイント
ラグジュアリー
テイスティングから見える絶景
オークリッジの素晴らしい所は、ラグジュアリー感が満載な所です。テイスティングするテーブルから一望できるガラス張の場所は、こんな雰囲気を求めていた!と思わせてくれます。それほど、ラグジュアリー感満載です。日本では間違いなく体験できない環境です。時期にもよりますが、10月頃から、緑の苗木が生えてくるオーストラリアでは、一面ワイン畑というイメージ通りの景色が見れることでしょう。苗木の紅葉の時期はまた格別で、絵葉書のような景色で、是非皆さんに見てもらいたいものです。
ポイント
ランチの雰囲気が素敵
オークリッジでのランチも格別です。テイスティング同様、ラグジュアリーの雰囲気で、食事の味も良く、種類も豊富です。ツアーでは、ランチは取ることはありませんが、プライベートチャーターで、ご利用された方からは、すごく満足とのお声を頂いていますので、安心してご利用いただけると思います。
ポイント
オークリッジの畑
ここからは少し、マニアックなワイン好きな方にオークリッジの畑について、解説していきます。この記事を読んでもらえている方は初心者の方も沢山いるので、これからワインを覚えたい!と思っている方にも分かりやすく解説できればと思います。
畑は大きく分けて5つ
オークリッジには、大きく分けると5つの畑があります。土地を色々な場所に持つというのは意味があることで、場所が違う=土、気候が違う=味が変わるとなります。ここがワインの面白い所ですね。同じ葡萄を作っているのに、味が変化するなんて、不思議ですね。雑学的な物は、ここでは初心者の方は、頭がごちゃごきゃになってしまうので、お伝えしませんが、詳しいことが知りたい方は、ツアー中にガイドに個人的にお聞きください。初心者の方には、まず、これだけは覚えておきましょう。葡萄は標高が高い所で育てると、味がキリッとパンチが出るということ。人も同じですね、厳しい環境で育てば、人間もスキルが上がります。それと同じようなことが葡萄に起こります。
OAKRIDGE VINEYARD
テイスティングの場所から目の前に見える、ワイン畑から取れる葡萄がこのラベルになります。オークリッジの中では、海抜から一番低い位置に位置している畑で、100m前後となります。作られている葡萄は、セミオン、シャルドネ、ピノノワール、メルロー、シラーズ、カベルネソーヴィ二オンです。
HAZELDENE VINEYARD
この畑は、オークリッジから約30km離れた場所に位置している畑で、海抜から約200mとオークリッジの畑より少し標高が高くなっています。作っている葡萄は、ピノグリ、シャルドネ、ピノ・ノワールとなっています。
HENK'S VINEYARD
この畑は、20km離れた場所に位置し、海抜から200-260mとオークリッジのワイナリーの畑の中では一番高い標高となっています。作っている葡萄は、シャルドネ、ピノ・ノワールです。
WILLOWLAKE VINEYARD
この畑は、約30km離れた場所に位置し、海抜150-180mとなっています。作られている、葡萄は、シャルドネ、カベルネフラン、ピノムニエ、ピノ・ノワールとなっています。
FUNDER & DIAMOND VINEYARD
この畑は約30km離れた畑で、海抜200-230mと高く、2.2Haの畑は、オークリッジの中で一番の小さい畑です。作っている葡萄はシャルドネのみとなっています。
ポイント
オークリッジワイン
上記でワインの畑についてご紹介してきましたが、ここからは一番大事な、ワインについてご紹介していきます。個人的なお勧めも含め、必ずツアーの際は、飲んでもらいたいワインも説明していきます。オークリッジはワインのラベルの種類が多いので、シリーズ別にご紹介していきます。
飲むべしワインはこれ!
OAKRIDGE 864シリーズ
まず、オークリッジで一番、飲んでもらいたいワインは、864シリーズです。ラベルに864と記載があるのですごく簡単に理解できます。864シリーズのピノ・ノワール、シャルドネは、オークリッジの中でも別格です。何と言っても葡萄のパワーが違います。是非、体験してみてください。オススメは、一番最後に飲むこと。
SINGLE VINYARDシリーズ
864シリーズ同様、飲んでもらいたいワインラベル。上記で説明した、ワイン畑毎に、味わいが変わり、自分好みがきっと見つかります。
コスパワインはこれ!
OAKRIDGE LOCAL VINEYARDシリーズ
コスパワインをと考えている方は、こちらのシリーズがオススメです。上記のラベルまでは行きませんが、しっかりと美味しいワインです。
ポイント
まとめ
今回は、ヤラバレーにある、オークリッジワイナリーを解説しました。ヤラバレーの中で、有名ワイナリー、王道スタイルとなっています。大きめのワイナリーということもあり、一般的なラベルであれば、国内でも購入が可能です。日本で探そうとした場合は、見つけるのが難しいかもしれませんが、個人的なバイヤーの方などが販売していれば手に入るかもしれません。是非、チェックして見てください。ツアーの旅程に入っているワイナリーなので、参加の方には是非、行かないと飲めないようなワインに挑戦してもらいたいと思います。皆さんのびっくりする顔を見て見たい物です。
下記リンクより、オークリッジが含まれているツアーがご確認いただけます。
それでは皆さんの最高の思い出になりますように!
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