ワイナリー$ペンギンコンボ ワイン

これからヤラバレーに観光する方必見!オーストラリアワイン・ラベルの見方

今回は、よくツアー中、お客さんから聞かれるラベルの見方についてご紹介。ワインって難しいと思っていませんか?正直オーストラリアワインのラベルは超簡単です。どなたでもワインを買う時はラベルを見て買いますよね?でも、正直、ラベルを見たところで、全然理解できないと思った人も多いと思います。ラベルを見て、理解できるあなた、ワイン通です。分からない人も心配入りません。今から教えます。ラベルを理解するだけで、ワインの世界がもっと楽しくなるので参考にしてみてください。それではいきましょう。

今回のポイント

自分の好きなワインをこれから選ぶことができるようになる!!

目次

ワインラベル基礎知識

ワインのラベルは何が書いてあるのだろう?と思ったことのある人も多いと思います。日常使わない単語がズラリと並んでいるので誰でも分からなくて当然。そんな人にまず基礎知識を教えます。

ワインのラベルには何が書いてあるの?

オーストラリアワインのラベルには、必ず記載されているものがあります。それは、ワイナリー名、作られた年、葡萄の品種。ボトルの裏側には、アルコール度数、容量とワインの説明。この内容が定番の記載されている内容です。ラベルに記載しないといけない内容は、それぞれの国によって、約束が違います。例えば、畑に格付けがあるフランスなどでは、畑の格付けが書いてあったりとお国柄が出てきます。オーストラリアの場合は、上記で説明した通り、英語で書いてあるということもありますが、初心者でも簡単に理解できるようになると思います。

ワインラベルは、結局、どこを一番重要視したら良いの?

オーストラリアワインを選ぶ時のポイントは、一に葡萄の種類、二に葡萄の種類、三に葡萄の種類です。そんな全部葡萄の種類ってと思いの方、そのぐらい重要なことなので覚えておきましょう。ワインが好きな方は、作られた年も必ず気になることですが、フランスワインと違い、そこまで近年では、気候に変動がないオーストラリアは、品質自体は、そこまで大差がありません。毎年、美味しいワイン。気候の変動もその年の良さと捉えるフランスワインは、できた年はすごく重要ですが、オーストラリアワインは、そこまで気にすることもないというのが個人的な見解。特に、オーストラリアワインは、寝かせるワイン(10年以上)より3年以内に飲み切ってしまうもの(浅飲みワイン)が多いので、ビンテージは省いてもOK。それでも、気になる方は、もちろんビンテージも気にしてくださいね。

ラベルの見方より重要なこと

話は少しそれてしまいますが、ワインをこれから知識を深めて行きたい人にワイン上級者から一言アドバイス。それは、まずは、葡萄を知ろうということ。これはすごく重要で葡萄自体を知らなければ、何も始まりません。白ワインに使用される葡萄自体も約30ぐらいありますし、赤葡萄も約30ぐらいの種類があり、葡萄自体の特性、味、風味が全然異なってきます。

オーストラリア人と日本人の大きな違い

私が、日本でもメルボルンでもワイン関連する仕事の中で、二つの国では、大きな違いがあります。それは、レストランでのワインのオーダーの仕方。私が、日本でワインをオーダーを聞く時は、大抵、白ワインください、赤ワインください、となります。一方、オーストラリアでは、大抵、シャルドネのグラスください、ピノノワールのグラスください、となります。これを聞いて違いがわかった方は、ワインが好きになるでしょう。そう、オーストラリアはワイン文化が浸透しているということです。日本で例えるなら、居酒屋で、焼酎を頼むときに、焼酎ください!というイメージに似ているかもしれません。焼酎も、芋、米、麦、紫蘇など様々ですよね。ワインも葡萄自体に特性があり様々です。私の経験上、多くの日本人の方の場合、自分の好きな葡萄自体を知らないということがあります。自分の得意ではない葡萄を飲む=ワインが美味しくない、となってしまっていることが多い。自分の好きな葡萄=美味しいワイン、となるので好きな葡萄を見つけることがワインを好きになる一番の方法だと個人的には思います。まずは、好きな葡萄を見つけてみましょう。好きな葡萄が気になる方は、詳しく、エリア別にご紹介している記事があるのでご参考に。

 

ワインラベルの見方

少し、上記で話は外れてしまいましたが、本題のオーストラリアワインラベルの見方を詳しく見ていきます。今回は、メルボルンで最古のワイナリーイヤリングステーションとシャンドンを例にご紹介していきます。シャンドンは、フランスの支店なので、フランス仕様になっていますが、ほとんどのパターンは、イヤリングステーション形式と思ってください。

まずは葡萄の品種の確認

上の写真の場合、PINOT NOIR(ピノノワール)記載されています。これは、赤葡萄のピノノワールから作れたワインを示しています。わかりやすいですね。

作られた年を確認

このラベルには、2016年と記載があります。オーストラリアの場合、南半球の為、北半球の国のワインとは少し違い、ややこしいことがあります。2016年というのは、収穫された年で、実際の葡萄は、ほぼ2015年に育っています。オーストラリアの場合、秋が3-4月なので実際に葡萄自体が育っている時期は、2015年の5月頃から翌年2016年の3-4月に収穫なり、個人的には、2015年と記載した方が良いのでは??と思ってしまいます。ただわかりづらくなるので収穫した年と決まっています。北半球の場合は、概ねその年で実際に育っているので違和感はないですね。

グレードの確認

ここがオーストラリアワインでも、難しいポイント。それは、ワインのグレードについて。イヤリングワインの場合、ビレッジワイン⇨エステートワイン⇨リザーブワインと順に高級になっていきます。大抵のオーストラリアワインの場合、記載なし⇨エステート⇨リザーブまたは番号の順に高級になってくることがほとんど。

ビレッジワインとは?

ビレッジ、畑の記載がないワインは、値段が一番安くお手頃ワインです。安いからマズイというわけではなく、希少価値、収穫本数などによっても値段が変わってくるので、安いからダメというわけではありません。ワインは好みなので、正解はありません。

ビレッジのメリット

ビレッジワインは、色々な場所から、葡萄を集めて作っているワイン。葡萄農家には、自分自身はワイナリーを持たず、ワイナリーに葡萄だけを提供を専門にしているところがあります。色々な場所の同じ種類の葡萄を混合しているため本数が多く作れて安い。

ビレッジのデメリット

ビレッジワインのデメリットは、ワイン自体にハイクラスワインに比べると、パワーがないことが多い。

 

エステートワインとは?

ビレッジワインはコスパワイン、デーリーワインという位置付けでしたが、エステートは、ハイクラスのクオリティーになってきます。これは、どこのワイナリーでも同じ傾向です。エステートワインは、ワイナリー自体が管理している畑のみから収穫された葡萄を使用しワインが作られます。そのため、ビレッジワインのような同じ種類の葡萄ですが、色々な場所から収穫された物より、ワインのパワーがあります。エステートクラスになれば、長期保存も可能なぐらいの品質です。イヤリングのワインにはエステートと記載がありませんが、多くのワイナリーでは記載があります。

 

リザーブワインとは?

ラベル自体にも高級感がありますが、味もまさしく高級感に溢れています。リザーブワインは、国によって異なりますが、概ね24ヶ月-36ヶ月の長期間、樽に寝かせている為、味わいに深みがあり落ち着いています。葡萄自体もシングルビンヤード(一つの畑、フランスで言うところの特級畑)で作れているため厳選されています。葡萄自体が強く、年々熟成していくワインは、まさしく長期保存向け。お子さんが生まれた年に購入し、お子さんが20才になったら一緒に飲むということもできるワインです。値段はそ相応のお値段です。

 

ラベルの見方・シャンドン編

シンプルなオーストラリアワインとは違い、フランス式を採用しているシャンドンのラベルの見方をご紹介。フランス語ということもあり、ちょっとわかりづらいものもありますが、ポイントを知ってしまえば特に難しいことはないのでご安心を。それでは見ていきましょう。

基本情報

まずは、ラベルの味方の前にシャンドンの基本情報を頭に入れておくと、ラベル自体もわかりやすくなるので押さえておきましょう。ドメインシャンドンは、フランスの本家本元のモエシャンドンという会社が運営している、オーストラリア支店です。その為、フランスと同じ工程で作れています。世に言うシャンパン。シャンパンは、フランスのシャンパーニュで独自の法律で作られた物を指す為、シャンパーニュ以外で作れているものは、スパークリングワインと呼ばれています。細かく寝かせる期間などフランスでは決まりがありますが、オーストラリアに決まりはありません。二つを比べた時には、二時発酵をさせているかしないかでは、味に差が出てきますが、大きな括りで言えば違いはなく、どちらも本当に美味しいワインです。
ドメインシャンドンは、オーストラリアに規定がないものの、フランスと同じ工程で作れているのが特徴です。シャンドンは、フランスのルイビトンで有名なヘネシーグループが運営をしているラグジュアリースパークリングワイン専門店といったイメージ。行くとわかってもらえますが、さすがシャンドンと言う佇まいの内装、建物です。ただすごく高級かといえば、大衆向けスパークリングワインなので、敷居が高いわけではありません。ツアー参加された方も萎縮せずにテイスティングを楽しみましょう。

注目してほしいのはボトル下部分

シャンドンのラベルを見る所は、ボトルのした部分。上の写真では、VINTAGE BLANC DE BLANCSと書いてあります。BLANC=白ワインと言う意味なので2013年の白ワインの白ワインと意味になります。ちょっと意味がわからないですね。ここでの注目点は、基本的なシャンパンやスパークリングを作る場合、葡萄の配合は、白葡萄+赤葡萄+糖分となります。スパークリングワイン自体に色は出ていませんが、赤葡萄が配合されています。ただ、この上のワインの場合は、白葡萄(シャルドネ)のみで作られいるということ意味します。通常、赤葡萄を配合するのは、味、風味に深みが出るため配合されます。白葡萄だけで作っている場合は、すごくスッキリ柑橘系の爽快感のあるワインとなります。夏に飲みたくなる最高のワインの一つ。定番が好きな人もいれば、こちらのようなスッキリタイプが好きな人もいるので、百聞は一見にしかずなので、体験してみてください。

オーストラリアから爆発的な人気になった赤スパークリング

シャンドンといったら赤スパークリングというぐらい有名なワイン。少し甘めのワインは、ワイン初心者の方に大人気。このラベルは英語なのでわかりやすいですね。ラベルにPINOT NOIR SHIRAZと書いてあります。これは、赤葡萄のピノノワールと赤葡萄のシラーズ(フランスではシラーと呼ぶ)が配合されています。私がスタッフに聞いた配合は、ピノ70%シラーズ30%だったと思います。私の記憶なので間違っているかもしれないのでご参考程度にお願いします。

まとめ

今回は、オーストラリアワインのラベルの見方をご紹介しました。通常のタイプは、葡萄自体の種類がわかればすぐに判別できるようになっています。ラベル自体の意味を理解してくると、ワインがグッと楽しいものになります。是非、じっくりラベルをみて見てください。ラベルを読めたらあなたもワイン通の一員です。Welcome to Wine Worldということです。是非、あなたの人生にワインを追加してみてください。

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